おいしい肉の保存方法

鶏肉は腐るのが早い! その対処法

肉屋に生まれて51年ま、いっかけん
肉屋に生まれて51年ま、いっかけん
肉の中でも一番日持ちがしにくいのが鶏肉です。
今回は鶏肉の見極め方、取り扱い方法について解説します。

牛豚鶏の肉の中でも一番腐りやすいのが鶏肉です。

買ったらすぐに調理したいものですが、ついつい冷蔵庫の中に入れていると嫌な臭いが……

臭いがする鶏肉の対処法をお伝えします。

腐った鶏肉の見分け方

鶏肉が腐ると、肉の表面がネバネバとしています。

ネバネバがひどいと糸を引いています。

肉食も鮮やかだったピンク色から、だんだん黄色、あるいは茶色がかっています。

臭いも嗅いだけで、鼻をつくプーンとした腐臭があります。

そうなっているとかなり劣化しているので、廃棄するのが無難です。

注意!鶏肉には常に菌がいる

スーパーのお肉のパックには下に紙が敷かれてあります。

そこに溜まっている液がドリップで、ドリップが沈殿すると腐る原因になります。

実は、そこがお肉の旨味の源泉なのですが、半面腐る原因にもなります。

鶏肉にはかなり4割から6割の割合でカンピロバクターという菌がついています。

カンピロバクターは内臓に付着している菌ですが、身体が小さな鶏肉は内臓の菌が付着しやすいのです。

カンピロバクターは65度以上の温度で数分すると死滅します。

しかしながら、最近流行のサラダチキンなどは調理温度が低いので、カンピロバクターが死滅しない場合があります。

一部の地域の保健所の決まりで、鶏のさしみやたたきの調理が禁止されているのはそういう理由があるのです。

鶏肉を生やたたきで食べるのは十分な注意が必要なのです。

鶏肉で腐りやすい部位

ささみ肉

ささみ肉は疲労回復物質イミダペプチドが豊富でとても栄養が高い部位ですが、劣化しやすい部位でもあります。

劣化する理由は、

  1. 脂肪分が少ない。
  2. 肉同士がくっついている。

1脂肪分が少ないと腐りやすのは牛、豚でも共通しています。

脂が肉の旨味成分が出るのを防ぐ役目を果たしています。脂肪が少ない分ドリップの出る量も多いです。

2の場合、お肉の流通の問題があります。多くの鶏肉は2キロ単位の真空パックで出荷されます。鶏ももや鶏むねの部位は一つのブロックが大きいので、一枚が約300gになります。

したがって2キロの中に入るブロックが6から7個になります。

しかしささみ肉は1ブロックが約80gなので、ブロックが30切れ前後入っています。

真空パックの中に多くの部位がキュウキュウに入っており、肉の面がたくさん接触してます。それぞれのブロックがドリップを出しているので、さらに腐りやすくなっています。

骨つき鶏

骨付きももや手羽先などそれだけで専門の飲食店が出るくらいなので、そのうまさは折り紙つきです。

劣化する理由は、

  1. 骨がついているから
  2. 真空が破けやすい

骨と肉の際に、旨味成分がタップリと出ますが、そこがまた劣化しやすい原因になります。

また骨がついていると真空パックが破けやすいのです。流通している時に既に劣化している可能性があります。

鶏丸などは1羽分でもあり、真空もしにくく、あるいは最初から真空していない場合があるのでさらに賞味期限が短くなります。

鶏肉に臭いがしている緊急処置

鶏肉が臭いがしている場合は廃棄した方が無難です。

でも、どうしても使いたい場合は、流水で肉を洗います。

たくさんの水を流しながらお肉全体を水につけて手で洗います。

臭いの原因は、肉の中に溜まったドリップです。

ドリップから悪くなっていくので、水で洗うと、臭いが消えています。

それでもまだ臭いが消えない場合は危険です。

鶏肉を腐らせないために

牛鶏豚の中で一番腐りやすい鶏肉、古くさせないための方法をお伝えします

早く使い切る

買ったら早く使い切る。それが鉄則です。

使わない分は買わない。

とはいえ、スーパーでは自分が欲しい分量になっていないので、

肉が余ってしまう場合があるでしょう。

そのためには違うメニューで使い回すのをおススメします。

クックパッドの記事では食材の使い切りと使い回しを提案しています。

食費を安くするコツは【使い回し】と【使い切り】にあった!

食費も安くなり、一石二鳥!

このブログでも肉別に使い切る提案をしていきます

真空パックして冷凍に保存

お得用パックなど使い切れない分量のお肉を買った場合は真空パックをおススメします。

1ブロックづつ真空して、冷凍庫に保存しておき、入る分量だけ解凍して使用しましょう。

スーパーのお肉は仕入れた分をできるだけ早く売り切ることが原則などはしてません。

実家の精肉店はよく真空して保存していました。

手軽に買える家庭用の真空機もたくさん出てきたのでまたこのブログで改めて紹介します。

 

 

 

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